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『DRAGONBALL EVOLUTION』

●『DRAGONBALL EVOLUTION』
 (監督:ジェームズ・ウォン/出演:ジャスティン・チャットウィン、ジェームズ・マースターズ、チョウ・ユンファ 他)

いつ見ても衝撃的な予告編の冒頭のこのメッセージ。

DRAGONBALL EVOLUTION Trailer's message

『DRAGONBALL EVOLUTION』の先行上映の為、有楽町のTOHOシネマズ日劇1へ。
『ドラゴンボール』に微塵たりとも思い入れが無い私なのに、何故わざわざ世界で一番最初の一般上映に行ったのかというと、ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム、周潤發、田村英里子の舞台挨拶があった為。
だって生ユンファ兄ですよ。發哥が拝めちゃうんですよ。
そりゃ行きますさ。

プレミアは前日の晩に日本武道館であったのでマスコミも入らず、ユルい状態ののんびり、でも和気あいあいな終始笑顔の楽しい舞台挨拶。
そしてユンファ兄はどんなにハリウッドに行ってしまっても香港人らしさを大放出。
こんな時でもベロアのジャージライクなパンツで登場。
ジャージ、そしてベロアという完璧な香港人らしいチョイス具合に拍手。
(※私の中では香港人のドレス・コードはジャージだと思っています。その代表選手が周星馳なのですが)
更には香港明星の大御所の余裕、それは投げキッスの大売り。
久々にたっぷりと香港明星の素晴しきサービスをたっぷりと味わいまくったのでした。
通訳は言うまでもなく、私の大好きなラブリー☆周先生でございました 。
すべてにおいて眼福眼福。


ここまでは良い。舞台挨拶はものすごく良かった。
……で。
映画そのもののがどんな具合だったのか、皆さん、聞きたいですか?
仕事が詰まっているので、観た直後にtwitterで思いついた事をその場で書き散らかしていた物の再構成となりますが、とりあえず書いておきます。
ストーリー及び設定に関しては、皆さんには観に行って座席でひっくり返っていただきたいので、当然書かないでおきます。書かないのはいつもの事だけども。
私、一斉『ドラゴンボール』に思い入れがなく、客観的な立場で感じた事をメモした状態なので、きっと好きな人が観たらもっと物申したい事が山の様に出てくるかと思います。
ええ、先日の『青春メリケンサック』の如く。


まず、とにかくびっくりしてしまう事は尺が87分しかない。
そんな所で不意に思い出した様に香港人気質を発揮しなくてもいいのに、ジェームズ・ウォン。
尺が短か過ぎると思う反面、この手の映画は長過ぎても困るという、その辺の微妙な兼ね合いをつけるのが難しい作品ではあると思う。
だからといって、どこをどう考えてもせめて2時間は掛けるだろう、と思うのが普通。
だってあの超大作のどこをどうしたらそこまで短く出来るのか?
それは尺の短さに負けず劣らず……というか、負け過ぎ劣り過ぎの内容の薄さだから。
だからね、スゴいよー。
87分の映像に総製作費100億円以上を掛けている為、ランニング・コストが異常に高い映画に仕上がっちゃっているから。
これぞ未だ嘗て無い贅沢の極み。
どんな早さかというと、スタンプラリーの様に大急ぎでフラグをちょろっと立ててその場を確認し、話を次に進めるってな感じのスピード。

確かにCGを使ってドバーン!!と闘ったり何だりはしてはいるのだけど、“冒険活劇”という部分ががっつり過ぎる程に抜け落ちている。大部分、と言っていい程に。
それは“ドラゴンボールを7個集める”という、一番のキモの部分をおざなりにしているのと同じなのですが。
じゃあそれなら、がっつりと格闘映画に徹していたのか?と言ったら、今や自身は全く動いていなくてもスティーブン・セガールの方が明らかにアクション映画の大切な部分をきちんと守っている、といった具合。
私が単にアクション映画なのにCGで誤魔化された物を面白いとか価値を見出せないだけなのかもしれないけど。
つまり見せ場が盛り上がってんだか盛り上がっていないんだかという、ものっすごいあやふやな出来。
最大の見せ場であるクライマックスの闘いがたったそんだけ?と思わずにはいられない淡白さ。
あのーぅ。よく解っていない私が言うのもなんなのですが、かめはめ波ってあんなにも出さないモンなのですか?
ついでにおまけの事を言うと『ドラゴンボール』なのにあんなにチュッチュッチュッチュッしていていいのでしょうか。
はーい。それはとても間違っていると思いまーす。

でもちょっと優しい眼で見ると監督兼脚本家のジェームズ・ウォンの「こんな長げーモン、オレにどうやってまとめさせろと!」という、ギャーという悲鳴が聞こえなくもない。
それ以前の問題で、なんでジェームズ・ウォンに白羽の矢が立ったのかという方が不思議なのですが。
きっとそれは皆、「何作っても思い入れの強い客から文句が出そうなそんなモン、背負えきれねーよ!」と拒否したか、話が進み掛けたはいいがとっとと逃げ出しちゃったか、なんだと思います。そう思いましょう。


どっちみちいいものですね。思い入れが全然無いっていうのは。
たとえ何が起きたとしてもイライラしないで済むので。
何の思い入れの無い人間が観ると良くも悪くもジャンプ的な内容が故、「ま、実はそんなモンでしょ」ってな程度な気もするのですが。
ものっすごくざっくりとしたプロット以前の、単なる軽くネタ出しの為の箇条書きをまんまを映像化すると、この位の内容の薄さになるのでは、と思うのですがいかがでしょうか。
それでも原作がある物を、どうやったらここまで薄まった汁にする事が出来るのか、という疑問もありますけど。
要はA地点からB地点に移動する事しかせず、途中の行き来や横道などが無い映画。
最近、見事にその状態の駄作過ぎる映画をもう1本観たなぁ、と思ったら、それは『ヘブンズ・ドア』だったのですが。
『デトロイト・メタル・シティ』も酷かったけど、そんなのがマトモな部類に思えるほど。
大森美香は金輪際、映画の脚本を書くな。
逆にマイケル・アリアスは素晴しい。本当に力のある監督だ。
あのうんこ脚本をあそこまで見れるレベルに持っていけたのだから。
(※書く機会が無かったので、ここにて大放出)

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