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ラブレターとか非婚同盟とか銭ゲバとか

10日くらい前に大部分を書き、放置していたのを思い出して日記をアップする、の巻。
久し振りに続けてこんなに日記を書いているのは……仕事がはかどっていないとかそういうもにょもにょな事があったり無かったりなので、深くは聞かないで。いやん。



映画は観れる限り、いくらでも観るくせして、ドラマは続けて観る事が面倒なので『タモリ倶楽部』の前の時間の枠以外、見ていないのですが、ここん所、珍しく見ていますよ。何故か。

ここ暫く、昼ドラはTBSの『ラブレター』にずっぽりだった私。
特に思春期編なんて真っ昼間っからスイッチが入ってしまって号泣でしたよ。
きゅんきゅんしまくっていました。
というのも、長期に渡って話を展開させる連ドラならではの本当に丁寧な描写と話作り。
そして撮っている側も回を追う毎に役者の見せ方を掴んでいったのか、連ドラとは思えないほど山下リオを可愛く撮っていたので非常に満足。

山下リオ

更に言えば芸能人ってすごいなぁ、と思ったのが、継続して撮られることにより、鈴木亜美が光を取り戻していき、以前の様にとても可愛くなっていく様子。

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そんな『ラブレター』を観た直後に『非婚同盟』ですよ。
内容のバランスとか一斉考えずにタイムテーブルのみで組み合わせて様々な映画のハシゴを日々しているので大概の事なら大丈夫、と思っている私ですら最初は身体が順応しきれませんでした。
それ位、クドいんですが。
役者も脚本も。
なんたって中島丈博センセイの脚本ですから。
中島センセイと云ったら今や『真珠夫人』以降、キング・オブ・昼ドラ脚本家、というイメージが付いてしまっているかと思うのですが、自分からすると日活ロマンポルノからATGへの流れの中にいた脚本家というイメージなんですけどね。
私の大っ嫌いな田舎の土着的な背景をテーマに(※この件については長くなって面倒なので気が向いたらそのうち)、今となってはお手のモンとなっている情念どろどろドラマが展開、というパターンで。
そんな事を言いつつ、『非婚同盟』の凄まじさを噂には聞いていたのですが、ついうっかり……が続き、見始めたのはつい最近。
ああ……中島センセイ脚本だと知っていればもっと前から見ていたというのに!! かなり後悔。
そんなワケで非婚同盟先輩である友人からの薦めもあり、見始めたはいいが、真っ昼間、目の前で何が起こっているのかを我に返って認識するのに時間が掛かってしまったという濃厚さ。
風間トオルがこんな事になっていたとは予想も出来なかった位の濃厚さ。
「脳血栓で倒れ、リハビリ後は左半身に麻痺が残り、男性としての機能を失う」という設定だけで胸焼けを起こしそうだというのに、更に家に入り浸っているおっさん友達が身に起きた事を自作の紙芝居にして上映後、懐メロカラオケで締めるという、中島センセイの頭の中はどうなっているのだ、という凄まじ過ぎるキャラの作り込みに脱帽以外、何者でもなく。

非婚同盟1

非婚同盟2

非婚同盟3

ただ、そんな常軌を逸した所ばかり目につきがちですが、相関図を見て頂ければお解かりの通り、毎度の事、人間関係の絡め方の巧みさは感心するばかりで、小さい話しか書けない今時の若い脚本家には到底追い付く事が出来ない見事な芸当。
どんどん死亡フラグが立っていくのもポイントですが、今回。

非婚同盟4

30分の枠にぎゅっと詰め込みまくった内容の豊富さ及び無駄の無さ、2日おきの小さな展開×2、そして週末の大きな展開。
そしてどうしたらこんなにも連日、イベント・フラグを立てまくる事が出来るのか。
きっとホワイトボードもしくはでっかい模造紙を壁に張って、思いついたら付箋とかを貼っていって迷わずどんどんフラグを書き込んでストーリーラインを作る、という事をやっているじゃないかと思います。
あとはどう収拾させるかなんて事はキャリアの長さでいくらでも何とか出来ちゃうでしょ、それがプロ!といった具合で。

だって先週なんて……。
前の金曜日に非婚同盟のうちの1人の恋人の更に恋人が投身自殺。
月曜日に妊娠発覚。
木曜日にはその恋人がいきなり交通事故死。
そして金曜日には身に覚えのある男の人骨発見。
しかも人骨事件が解決していないというのに、その日のうちに更に行方不明だった米兵の父までもがいきなり登場。
今週なんて、何の前触れも無く、いきなり風間トオル演じる父がポックリ死亡。
どうするの!! あのクドい紙芝居がもう見れなくなってしまうなんて。
非婚同盟、30分の尺なのに毎日怒涛の展開過ぎ。
マジで中島センセイの頭の中を知りたくてたまりません。


……で。『銭ゲバ』ですよ。
この時間帯、家に居る事が多いので、第1話から観続けているのですが、何を思ってか脚本を岡田惠和に書かせている。
岡田惠和自体は別に悪い脚本家だとは思わないし、むしろ安定した脚本を書く人だと思っているのだが、適材適所というものがあるだろうに、と思わずにはいられない。
何がいけないかというと、原作の意図する肝となる部分をどう考えても読み間違えをしているという事。
子供の頃に遭った事により修羅の道を歩む事を決め、ひとでなしになる風太郎が次第にその自らの決めたしがらみにより逆にもがき始め、最後に自分に返ってくる……という内容で、顔の片側にだけある傷は人間の二面性を表す為のものでしょうが。
あれでは単なる成り上がりストーリーなだけで、決してピカレスク・ロマンなんかではない。
というのも、事ある毎に母親との甘い思い出を繰り返し繰り返し挿入するわ、実は良い人という様なシーンはあるわで、それでは何故全てを捨ててひとでなしになるという意味が掻き消されてしまうだろうが、と。
更には時代背景を現代に変えて描くと銭ゲバになる所以の説得力が明らかに欠けてくると思うのですが。
まさかとは思うけど『華麗なる一族』的な描き方を念頭に岡田惠和は脚本を書いているんじゃ……という不安が脳裏をチラチラと。
(※『銭ゲバ』に関しては今週・先週と見ていないので、その後、何が起こっているのか等は知りませんのであしからず)

嗚呼、思えば思うほど唐十郎版の映画『銭ゲバ』の出来の素晴しさが心に染みるのでありました。

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だからそこでそれこそ中島丈博センセイなのですよ。
 ・ぎらぎらとした登場人物の描写/ 完 璧
 ・仰々しいといえる程の時代掛かった芝居をさせる脚本/ 完 璧
 ・血縁及びその他の人間関係のどろどろと濃厚過ぎる描写/ 完 璧
……などなど。
こんなにも適役な脚本家が今、他にいるとは思えません。
だから改めて中島センセイ脚本で劇場版にすりゃいいんです。

……さ。監督は誰にしようか(妄想中)。

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