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『香港製造』に於けるシド・ヴィシャスとの関連性はHxC

DVDを引っ張り出して『メイド・イン・ホンコン(香港製造)』を観ていたのだが、本当にこの時の素人同然のサムちん=阿秋には心ときめいてしまう。
普通の人よりは多分少しは多く映画の本数を観ている私ですが、ストーリーや役者にはときめいても、まず滅多な事では映画のキャラクターそのものには胸キュンにはならない。
それはある意味、ストーリーを進める上での駒となってしまう事が多いから。
それが長時間掛けて見るドラマと2時間前後で話を収めねばならない映画の差。
ところが映画と云う物はやはり時折奇跡が起きるもので、作り手がきっちりと見事な仕事を見せてくれたのとはまた別次元の所で、それ以上の作品が生まれる場合がある。
それがこの『香港製造』にもあり、その一端を担っているのが素人が故に全く色の着いていない、危うい存在感が見事にストレートに出ている李璨森(現/李璨琛)なのである。
上半身裸になっていたり髪型のせいもあって、シド・ヴィシャスとダブる部分もあり、そんな不安定で危うい存在のサムちん=阿秋に恋してしまいそうな勢いで観続けてしまった昨晩。
嗚呼、やはりここ10年の青春映画の大傑作のうちの1本。
陳果(フルーツ・チャン)監督はよくぞまぁ、この素人逸材を偶然にも路地で見つけ出したものだ、と今となっては多大なる感謝をするばかり。
多謝晒多謝晒。


……と、いう『香港製造』そのものの話はここまでにして。
最近手に入れたモノの話を。
『香港製造』のサントラは元々持っていたのですが、香港返還3部作の曲をまとめた1999年に発売された『陳果電影三部曲』(※当然、香港盤)というCDの存在をずっと知らず、縁あってつい最近手に入れる事と相成りました。
陳果電影三部曲

何故コレを入手したかというと、このアルバムのみ収録されている曲が問題でして。
『香港製造』のラスト近くの阿秋の例のシーンで流れるアンニュイ感漂うあの切ないメロディー。
当アルバムではこの切ないハズの曲に歌詞を付けてサムちんに歌わせているのですが、相当スゴい事になっているらしいから、と教えられまして、そういう物は出会ったが最後、迷わず手に入れる女の私は意気揚々とこのCDを手に帰路についたのでありました。
どうやら聴き通すのに苦痛だの相当ヤバいレベルだのという話を耳にしていたので、心躍らせながらCDをセットしたのですが……。
とても個人的な感想として言わせて頂きますと。

あらもー、いやだわ、皆。今までどんな音楽を聴いて育っていたのだ!?
(※それはそっくりそのまま私に返される言葉でもある気がしないでもない)
名曲。間違いなく名曲。
「搞錯呀ーーーーっ!!」(がうちょうあー)という香港人らしい絶叫から始まる素晴らしき広東語の歌。
シド・ヴィシャスの『マイ・ウェイ』を彷彿とさせる驚くべき名曲になってるではありませんか!!
そう、技量の問題ではなくスピリットが如何に大切かを知らしめる1曲となっているのです。
むしろサムちんってばシド越え。
更に言えばシドの『マイ・ウェイ』が如何に優しい存在なのかを感じられる1曲に。
これをサムちんに歌わせた陳果導演及び作詞・作曲の林華全(ラム・ワーチュン)、そして編曲の畢國智(ケネス・ビー)は天才です。
ここ数日、私が珍しく恐ろしい程にヘヴィロテしている1曲。

……まぁ、『香港製造』を観て感動に打ち震えた後に幸か不幸かこの曲を聴いてしまった場合、全てが台無しになる事は確実ではありますが。

このアルバムにはこれだけの為に撮ったMVが収録されたVCDも付いております。
因にこういう音関係に免疫が無いであろう、多くの中華明星好きの方々には正直な所、薦められません。
むしろ視聴しない方をオススメします。
非常にハードコア。色々な意味で。
途中、粗口(※単にスラングというよりも罵り言葉)もりもりに絶叫しております。
(だけど、一瞬しかまだ聞き取れないへっぽこな私)

しかしこの歌の存在があってこそLMF参加への布石となっている気がしてならないのですが、今となって冷静に考えると、何であのとんでもなくスゴい音楽集団に彼が参加していたのかは謎が深まるばかりなのですが。
……マスコット?(←それはそれでいとおしい)


ところで。相変わらずこういう事をやらずにはいられない体質なのか、この人は。可愛いすぎ。
どうでもいいけど“香港の大スター”と“香港の若手スター”という言葉を1人に対して混在させるこのライターはどうかと思うのだが。
ところで“若手”っていつまで使う言葉なんでしょうか。
あちこちで色々な人に対して書いているのを見掛けるのですが、10年経っても“若手”と言うのはいつも失礼なんじゃ……と気になって仕方が無いのですが。

そんなサムちん、きっと今頃、台北のLUXYで絶賛お皿を回し中なんでしょうね、と。
どんな選曲なのかが激しく気になって仕方の無い私。

コメント

お久しぶりです^^
ブログデザイン変わったんですねぇ♪

シド・ヴィシャスの歌で優しい存在なのですね(>_<)
普段は余り歌を聞かない私ですが、当時椎名林檎好きだったので
気になって聞いてみたことがあったのですよ、シド・ヴィシャス。
かなりサム・リーの歌衝撃ありそうです。
>チコさん
こんにちはー。
さっき気まぐれでテンプレート変えてみただけです。
夏だしいいかなー、と。
……そして今知ったのがコメント書き込む時の字、すっごい見辛いですね。直さなきゃ。
……というか、意外と具合が悪いので、あっという間に止めてしまいそうな予感のするこのテンプレート。

元々、ピストルズは大好きでして、私。
私と友人の間ではあの『マイ・ウェイ』は泣く曲のひとつだったりします……色々な意味で。
とりあえず無駄にパンク・スピリットだけは溢れ過ぎな怪作である事は間違い無しです。
といいますか。
私、絶叫する男が何よりも好きなんですよね。おほほ。
姐さん
コメントどうもです★★

このCDねえ、、、いろんな意味で好いですよね★
ただ万人向けではないですので、私もちょっと説明に困っておりました(恥っ)
サムちんの歌は、個人的にwombに響く系と勝手に解釈しています笑
確かに、刹那というか、ほとばしりというか、魂がえぐられる感というか、シドに近いものはあるのかもしれませんですね、、、★

陳果の映画音楽は結構いいですね、ハリウッド・ホンコンの音楽もいい感じでした★★
>enokky★さん
この件に関しまして本当にありがとうございます。感謝しきりです。
てか、説明し辛いというお気持ちは非常に納得です。ふふふ。
とにかくもう漏らしまくりました、私。じょわー。
余りにツボに入りすぎ、ヘヴィロテしすぎて常に頭の奥でこの絶叫が鳴り響いている私です。
木村威夫の『馬頭琴夜想曲』にて山口小夜子さんの変わらぬ麗しい御姿を眺めていても、脳内の片隅でずーーーっとぐるぐる鳴り続け、何か台無し感満載の今日この頃の私です。
どんな事でも摂取し過ぎはよくない、と少しだけ反省しつつもダイジェストで可愛いサムちんが見れるから良いや、と思っていたり。

それはともかくとしても、陳果の映画の劇伴はenokky★さんが仰る通りに確かに良いのが多いですよね。
この3部作以外も改めて聴き直したいなぁ、と思ってしまいました。
そんなワケでひとりで陳果まつり、開催予定。

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