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『TATTOO -刺青-(Spider Lilies/刺青)』

●『TATTOO -刺青-(Spider Lilies/刺青)』
 (監督:周美玲/出演:楊丞琳、梁洛施、陳意涵 他)

今年のベルリン国際映画祭でテディ賞受賞作の日本初上映。
ネットアイドルの小緑とタトゥー・アーティストの竹子の、じわじわと思い出と現在を折り重ねて綴り、ラストに向かうレズという露骨な表現よりも“百合”と言った表現が合うお話。
どっちみち原題がSpider“Lilies”だし。
ま、“Lilies”と言っても日本語で書くと彼岸花、もしくは曼珠沙華なのですが。
ところで台湾(というか中華圏)の彼岸花って、日本の赤い花と違って黄色もあるんですね。
鍾馗水仙というそうな。
ついでに白い花の白花彼岸花というのもあるらしい事を付け加えておきます。

キュートなネットアイドルを演じた楊丞琳(レイニー・ヤン)、そしてタトゥー・アーティストを演じ、ほぼすっぴんだったのだろうけど美しすぎてまだ10代とは思えない梁洛施(イザベラ・リョン)の2人の魅力が遺憾なく発揮。
そして実際はレイニーの方が4歳年上なのにも関わらず、イザベラちゃんが10歳も年上の役を演じていても何の違和感も沸かないというスゴさ。
タトゥーだのピアスだのを入れる事に対する意味合いや微妙なニュアンスなどが判る人にとっては理解しやすい感覚なのですが、そうで無い人にとってはもしかしたら何だか良く判らない事を延々と綴っている様に感じるかも、と思ったり。
とはいえ、2人の現在・過去のエピソード以外にも解離性障害の弟のエピソードやタトゥー・サロンの常連客のエピソードなどがあり、あれこれ詰め込み過ぎた結果、散漫な結果に。
こういう場合、最初はてんでバラバラに置いたエピソードだったとしてもラストに向かってどんどん話を削って整理していき、エピソードを集結させ、出来る事ならすぺてを絡ませて、そして観ている側の感情も絞り上げて高めねばならないのに、中途半端に投げっ放しに近い物まであり勿体無く思えた。
レイニーとイザベラという美形2人をずっと眺めているだけでも本当に観る価値があった作品なだけにちょっと残念。

因に個人的なお小言としては肝心のタトゥーのデザインがどうもユルく感じてしまい、許せなかったり。
更にはどう見てもタトゥーが滲んでいる様に見えたのも減点。
やはり日本の様に撮影現場で刺青を描く職人さんが居ないのでしょうか。


余談。
台北のタトゥーショップを覗いた事があるのですが……というか、覗くどころかものっすごいオープンな場所で彫っているのに驚愕した私。
それは西門町という若者が集まる街があるのですが、間口一軒程度のドアの無い店、しかも隣りや向かいが普通に食べ物屋台の様な場所でウィーンウィーン、とマシンを回転させて彫っているんですよね。
確かに日本でもクラブイベントとかで彫っていたりする事もありますが、それ以上のデンジャラスさを感じてしまった私。
しかも暑くて湿気があるし、あの土地は。
以上、台北で彫ってみたい、という猛者がいらっしゃいましたら詳しく教えて差し上げます。
多分、日本より安く彫れる事でしょう。加油~♪

※東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2007にて鑑賞
 作品紹介ページは→こちら
 公式サイトは→こちら

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