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演唱會のハズが観光修行/その3

●3月11日(日)/極め道澳門修行・死闘篇●

……というワケでマカオ後半戦。

マカオタワーから移動し、メインの繁華街であるセナド広場へ。
ここに来ると見事に異国が目の前に広がる。まず色が違いますよ、色が。
1時間海を渡っただけなのに香港とは全く別の街並み。
亞美打利庇盧大馬路 セナド広場・1 セナド広場・2

こちらは民政總署(※地方自治局)の建物。
セナド広場・3・民政總署

セナド広場・4 セナド広場・5

セナド広場からカフェやアイス屋などの小さな店が並ぶ石畳の坂道の板樟堂巷を登った所にある広場の船のアズレージョ(タイル画)の裏側。
小さな泉風なのが可愛い。
こういうちょこちょこした部分を眺めているだけでもいいなぁ、と、建物好きの私にはあちこちが堪らないのでありました。
船のアズレージョ(の裏側)

そんなワケで時間は午後4時を回り、昼食と言うには相当遅い食事をする事に。
ポルトガル料理は日本人の口に合う、とあちこちで耳にしていたので結構期待をしつつ『九如坊(Ristaurante Platão)』にて。
こちらのオーナーシェフ、中国人で始めて総督府のシェフを務めた方らしいです(※地球の歩き方情報)。
カフェっぽい店構え、でも中に入ると落ち着いたライティングでこじんまりとしたお洒落風味なお店。
九如坊・店内

まず凍檸茶(香港に比べるとちょっとレモンが少ない……)と馬介休球(塩漬けにした干し鱈のコロッケ)。
少々ねっとりしっとりとしたきめの細かい舌触りで、塩漬けにした干し鱈をポテトと和えたのが具、といった感じ。
シンプルなのですが日本では味わえない塩味ベースのコロッケ。
九如坊・凍檸茶&馬介休球 九如坊・馬介休球

次は蒜茸釀大蝦(エビのニンニク焼き)。
九如坊・蒜茸釀大蝦

そしてメインはマカオを代表する料理のひとつ、[ロ加][ロ厘]大肉蟹(カレー蟹)。
九如坊・[ロ加][ロ厘]大肉蟹

丸々1匹、カニの中身がタマネギがベースのカレーという物。
タマネギがベースの為か結構甘めのカレー。だけどスパイシー。
あー小姐が「カレーなのに甘ーい甘ーい」と不思議そうに言っていたのですが……私、実はかなりのカレー者でして。
各方面であれこれ食べまくっているので、私としては甘くても何の不思議も無い、大変美味しいカレーでございました。
付け合わせで出されたパンに乗せて食べてみた所、これは御飯でなくパンに合うカレーなのだという事が判明。
蟹の身がわっさわっさ入っているかと思いきやそんな感じも無く。
手がカレーでスゴい事になりながら無言で食べ続けていた事は言うまでも無く。
それにしてもポルトガル料理。
当然美味しかったのですが未知の味覚で口に合う物を想像し過ぎていたせいなのか、とんでもなく感動する程に美味しいという印象を受けなかった、というのが率直な感想。
私達日本人の口に合いすぎてしまったのが原因なのでは、という気がなんとなーく。
そういう場合もあるのね、とマカオで味覚の勉強をしたのでした。

その後、デザートとしてこれは絶対に食べねば!という事で、香港にもある『義順牛[女乃]公司』の本店へ行き、前に香港で食べた時には無かったハズの凍紅豆雙皮燉[女乃](紅豆のせ牛乳プリンの冷たい方)を食べる。
義順牛[女乃]公司 義順牛[女乃]公司・凍紅豆雙皮燉[女乃]

日本のあんこと比べたら、ビニール袋にkg単位で入っている業務用並の、結構雑に感じるあんこだったりするのですが、牛乳とあんこって本当に最高だわ、と久々に感動した瞬間がここに。
しかも香港で食べた時よりも確実に美味しかった牛乳プリン。
どんな所でも本店の味って違う物なのね、というのを知るのでした。

そしてこれからが怒涛のマカオ名所巡り修行。
こんな事、別に修行しなくてもいいのに。
地球の歩き方に載っていた“マカオ中心部を巡るモデルコース(約3時間)”というのを見、初心者の私達にとって名所を数多く短時間で周れるので良い、という事で実行してみる事に。

(1)セナド広場

(2)營地大街/簡単な話、商店街。ロースト屋から日用雑貨の店まで様々。
バテレン文化風味な表の通りとは一変し、脇に入るとアンニュイな香港と云った雰囲気に。
ここの通りに入った時点で既に観光客の気配が無く……。

(3)草堆街/賑わっていた營地大街の先にある通りで布問屋多し。
既に地元民ですら少なく閑散と。
草堆街

(4)康真君(康公)廟/約200年の歴史を持つ道教の廟。武将の李烈を奉っている。
閉める所だった様なのですが、私達が覗いていたら入れて下さいました。ビバ☆観光客の強み。
康真君(康公)廟 康真君(康公)廟・内

(5)十月初五街/麺屋だの粥屋だのの飯屋の多かった通り。
かなり趣のある古い店も多く、細い脇道もたくさん。
良い感じの街並みだなぁ、と思っていたら王家衛の『2046』のロケ地だったと知るも、それがどの辺りだったのか見当も付けられなかったダメっぷりを発揮。
そして言うまでも無く、一般観光客との距離は確実に遠い位置にいる私達。
十月初五街

(6)聖アントニオ教会(花王堂)/1608年創建。婚姻の守護神という一面もあるそうな。
この時点で既にスタンプラリーを淡々とこなすかの如く、脳内チェック表に印を刻んでいるだけの行為に。
むしろそんな何をやっているのか良く判っていない状況が面白くなってきている私。
聖アントニオ教会(花王堂)

(7)花王堂街~大三巴街/いわゆる骨董通り。骨董品やアンティーク家具が多く見られたのですが、気付くとここまでの間、ポルトガル調な物を見た記憶が無く……。
そして世界遺産が近いというのに観光客の姿は一切あらず。

(8)聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)/ついにマカオを代表する観光スポットである世界遺産に辿り着いた私達。
17世紀にイエズス会が建てた教会の遺跡。
既にこの時点で息が切れ、「とりあえず世界遺産を見た。」という確認作業をしただけ、といった状態。所詮、観光地なんて「こういう物があった」という確認作業をしに行く物、というのが私の持論なので間違いは無かったのですが(でも嫌いじゃないのよ。意外と好きだったり)。
しかし息も絶え絶え、ぐったり状態になっていた為、撮った写真までぐだぐたのユルい物になっていた事に、帰って写真整理をしていた時に判明し、笑い。
聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)

(9)咀香園餅家/マカオ帰りの人達が皆して持っている袋がここ。
大三巴牌坊の階段の脇にある杏仁餅(杏仁クッキー)が有名な老舗。
クッキーといっても落雁ぐらいの大きさの形状で、ほろほろと崩れる軟さ。
杏仁の香りがとても良く、薄甘さが美味。
但し、食べてる途中で絶対に飲み物が欲しくなる事必至。
こちらで私は杏仁餅と什錦軟糖(4種類のヌガーセット)を購入。
咀香園餅家 咀香園・杏仁餅&什錦軟糖

買い物を終え、外に出るともう真っ暗に。
ぎりぎり明るいうちに大三巴牌坊を見れたので胸を撫で下ろしたのでした。

(10)賣草地街/大三巴牌坊の前にある土産物屋などが並ぶ賑やかな通り。
……って。皆、ここから来てたのかよーぅ、と言う程に観光客だらけ。
肉乾(ジャーキー)をウチで買ってちょうだい、と店のおばちゃん達のアピールが激しく、道のド真ん中で肉乾を食べさせられる私達。
肉乾の種類も日本では信じられない程の数が。
香港の『美珍香』の様にお土産用に真空パックの物があれば買って帰れたのに。残念。
賣草地街 賣草地街・肉乾

何とかスタート地点であるセナド広場まで戻る。
そこにある店の前で目にした“鼓法按摩”でマッサージされたい気分に……というか、この兄さんに。
しかしダイレクトというか最早珍妙というか。小さめの座布団位の大きさの丸っこいマッサージ器だったのですが、どう扱えばいいのやら。
鼓法按摩

(11)大堂(カテドラル)/カフェ通りの坂を上がると1576年創建の大堂が。
広場には噴水や十字架が建ち、ライトアップの感じもいい雰囲気。
大堂(カテドラル)

(12)聖ドミンゴ教会([王攵][王鬼]聖母堂)/セナド広場の一番奥にあるのが[王攵][王鬼]聖母堂。楠の木で作られているので板樟堂とも言われているそう。
“薔薇の聖母堂”という名とパステルイエローの姿が他では見た事が無い美しい教会でした。
聖ドミンゴ教会([王攵][王鬼]聖母堂)

そして再度セナド広場へ。
セナド広場にあるマクドナルドは他で見る事が出来ないのでは、と思う位に素敵に可愛いのだな、これが。
マクドナルド セナド広場・6 セナド広場・7・郵便局脇 セナド広場・8

3時間コースのハズなのに1時間半で周ってしまった私達。
距離的には問題が無かったのですが、果たして観光をちゃんとしたかと言ったら、オリエンテーリングかなんかで番号とか鳥の絵を探してスタンプを押した行為と大差無い事をした気が……。

あとやっていない事と云ったら……。
そうです。マカオ名物・蛋撻(エッグタルト)を食べる事ですよ。
マカオで蛋撻と云ったらここ、という『マーガレット・カフェ・ナタ』へ行くも閉店時間までまだ時間があるというのに閉店の準備が。
何たる事。客の多い日曜日なので蛋撻がとっとと売れてしまった為、早くも閉店しようとしていたのでありました。
大ショーーーーーーーーーーーーーーーーーーーック。
がっくりと肩を下ろすも、ここで食べておかねば何の為にマカオへ来たのか判らん、という事で半泣き&空ろな状態でカフェ通りの『[ロ加][ロ非]巧克力(Cafféchcolá)』へ入り、蛋撻とホットチョコレートを注文。
[ロ加][ロ非]巧克力・熱巧克力&蛋撻

店員のおばちゃんが日本語で話しかけてきたので楽しく話す。
名古屋に住んでいた事があったんですって。
因にこのお店、とても綺麗できちんとしているだけでなく、日本のお店かと思う程にとてもきれいに行き届いているトイレだったので驚く。
中華圏ではあり得ない程に綺麗。素晴らしい。

ぐったりの私達がフェリー乗り場行きのバスに乗ったのが20時半前。
そして目の前にある台の所にこんな“座るな”印が。
ぐったり状態の私にいい感じに訴えかけてきて胸に染み入りました。
敬請勿坐

そして時間的に……というよりも財政的に縁が無かったカジノを車窓から恨めしそうに眺めてみる。
嗚呼、澳門英皇娯楽酒店でペットボトルに入ったキウイジュースを飲みながら正男ごっこをしてみたかったわぁ……。
カジノ・1 カジノ・2

21時前に新港澳碼頭に到着。
即フェリーの券を買うも渡されたチケットは23時。
チケット売りのおばちゃんに「……え? この時間!?」と思わず言うと「Inside standby」と何度も言われ、頭を捻りながら「そりゃ中で時間まで待つしかないわなぁ……」と、気が遠くなりながら乗り場へ向かう。
すると各ゲートに正規のチケットを持っている人の列と、いわゆるキャンセル待ちの人の列がふたつ出来ていたのでした。但し、便ごとに賭けて並ばねばならないのはカジノの御国らしく正にギャンブル。
システムも良く判っていなかった為、私達のやろうとしている事が本当に正しいのかというのにもビクビクしながら勘で並んでみる。
私達が日本人だったから判っていなかったのではなく、香港人も結構迷っていたみたいなので、マカオの一見さんには判らないシステムだった模様。
運良く空きのあった21時45分の便に乗る事が出来、1時間後に無事帰還。

上環のフェリー乗り場近くにある『澳門茶餐廳』で温かい蛋撻を買って帰り、部屋で食べる。
……焼いてから時間も経ち、ちょっとくたびれた状態になってしまっていた澳門で食べた物よりも、こちらの方がパイ生地がパリパリして美味しかったんですけどぉ(小声そして涙目)。
陳さん百事&澳門茶餐廳・蛋撻

そんなワケで無駄無く効率良く快適に観光を楽しみたい方、特にビギナーの方は迷わずパンダパスのツアーを利用するのが吉。絶対に吉。

以上、観光修行の巻でございました。
思い出しただけで再びぐったり。

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