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『ただ、君を愛してる』

●『ただ、君を愛してる』
 (監督:新城毅彦/出演:玉木宏、宮崎あおい、黒木メイサ 他)

この映画、堤幸彦が撮った映画『恋愛寫眞』を基に『いま、会いにゆきます』の市川拓司が小説化した物を再び映画化した作品。

……なのだが。
“アナザー・ストーリー『恋愛寫眞 もうひとつの物語』”と謳っている割に堤の映画と何ら変わった部分が無いのですが、これ。
人物を替えりゃあ別の話になるっちゅーのは大間違いで、それはアナザー・ストーリーというのではなく、単に映画のノベライズ化という物だと思うのですが、私は。
そしてそれを改めて映画化する意味がどこに、と。

新文芸坐にて『虹の女神 Rainbow Song』と併映だった為、鑑賞したのですが、『虹の女神 Rainbow Song』の出来の良さに感心していただけにその差が歴然と露に。
その小説を読んでいないのでテキトーに勘でしか物が言えないのですが、台詞回しが多分、原作にかなり忠実だったのでは、と。
なので文字で目にした時は良くても、口で発した時に現実味が無く虫唾の走る様な台詞の連発で、映画との不協和音を起こしてしまっているのである。
率直な感想、半口開けて「うーわー。ぎぼぢわるい……」となってしまったのだ。
……というのは、この映画だけの事ではなく、多々見られるのだけど。

80年代の長閑なアイドル映画だった場合、何がなんだかワケの判んないけどとりあえずとても大変な難病らしくてねぇ……というテキトーな事態でやり過ごしたとしても、プログラムピクチャー好きな人間が故に温かい目で最後まで見守り続けてしまうのですが、今の時代、そりゃねぇだろ、と。
だからそれ、一体何の病気なのよ?
玉木宏クンも宮崎あおいちゃんの両方とも。
しかも玉木クンの謎のカイカイ皮膚病、実はその設定、無くても何らストーリーに影響しない設定だし。
更には事の顛末を黒木メイサちゃんの口からひと言ふた言で片付けさせてしまう、そのおざなりな加減には半口開けた端っこからヨダレが。
昔のプログラムピクチャーは2本立てだったんだよ。
だから片方がハズレでもどうでも良かった部分もあったんだけど、今の時代、博打も1本に賭けにゃあならん、というリスクを背負って観に行ってるのよ。
(……と云う事を新文芸坐で観た私が言うな)

……で。何で仏文科の人間がニューヨークに行っちゃうワケよ?
現実ならともかく、あくまでもお話に於いての設定なのだから、そういう無駄な事はしないと良いと思っているのですが、あたくし的には。

しかし。
それにしてもどうやら私は相当、大塚愛が癇に障るらしい。
「ねぇ、みんなーっ! あたしの事、好きーっ? あたしはあたしの事がが大・大・大・大・だーい好き!」(以上、ステージ上から客席に向かってマイクアピール)……という押し付けがましさが露骨に表れている様が、ものっスゴい気分が悪いといいますか。
そんなワケで映画関係者、エンディングに大塚愛を使うのは金輪際止めて下さい。
昨年公開した映画で何作も耳にせにゃならんかったので何の苦行かと。

ところで『虹の女神 Rainbow Song』と『ただ、君を愛してる』を組み合わせは何故ゆえに、と思ったのだが、自主映画と写真と云うフィルム繋がりだけでなく、樹里ちゃんと玉木くんの『のだめカンタービレ』括りだったのね、と。

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