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茶色い汁(デブの素)を全身に浴びながら/その4

●1月15日(月)●

4日目の朝も前日に引き続き鹹豆漿。
7月に行った善導寺站前の華山市場の中にある『阜杭豆漿』に再び。
(お二人さんは行った事が無いのでね♪)
例によって鹹豆漿(20元)、そして厚餅夾蛋(卵焼き入り厚焼き餅・30元)を注文。
阜杭豆漿・鹹豆漿&厚餅夾蛋

前日、豆乳嫌いだったKAORIさんに「豆腐が好きならとりあえず食べてみなはれ。」と鹹豆漿を口に突っ込む私。
見事に鹹豆漿に関しては克服。やったね。
そんなワケですので鹹豆漿は別物ですので、普通の豆乳が飲めない方でも是非チャレンジしてみて下さいね。
香港だと私は朝はお粥か麺になってしまうのですが、それよりも量も適量、食べ応えも軽めなので食べていて楽なのでオススメ。


その後、西門町へ向かい、グッズ屋やCDショップでふらふらした後、昼過ぎから新光影城にて張芸謀監督の新作で周杰倫さん御出演の『満城尽帯黄金甲』を鑑賞。
満城尽帯黄金甲・1 満城尽帯黄金甲・2・チケット

北京語な上、時代劇で言い回しは難しいわ、更には香港の様に英語字幕は付いていないので、テキトーな……というか、いい加減な理解力で中文字幕を追っておりましたが、とりあえず何とか大体の話は理解出来たのものの(その辺の明確な話作りが成されているのが時代劇の有り難い所とも云う)、代わりに余計な事ばかりに目が行き、気が散ってどうしようもない私。
字幕を追う事よりもコン・リー姐さんの揺れる乳ばかりしか目に入らなくなってくるわ。
ユンファ兄ィは顎ヒゲの具合のせいでプロレスLOVEな武藤にしか見えなくなってくるわ。
ジェイさんはオジンガー(※Rioさん命名)だわで。
【参考資料/オジンガーZ】
オジンガーな上に金ピカだわ、盗っ人ヒゲだわでもう大変です。
満城尽帯黄金甲・3

てか、あれだけ各方面でオジンガーっぷりを発揮していたのに、意外と被り物シーンは多くなかったといいますか。
その他、色んな事に対して不憫に感じていたり。
(被り物は頭髪に良くない、とか思ってはいませんよいませんよいませんよ本当にいませんよ。私これでも一応、杰倫ファンシーなんですってば)
因に公開後、1ヶ月近く経っていたので、上映館も回数も少なくなっていただけではなく、観客も少なく、私達3人でこの劇場を貸し切り状態でございました。
多分、新宿のグランドオデオン位はある劇場だったのですが(※地域限定ネタ)好きな場所にのびのびと座る我々なのでありましたとさ。

その後、午後3時もとうに過ぎている時間に遅い昼食を小吃街にて。
魯肉飯&[魚尤]魚羹

台湾飯では日本人にも有名な魯肉飯、そして[魚尤]魚羹(←これで間違いないハズ。イカのとろみスープ)を頼む。
学食並みのいい加減なテーブルしかない軽食屋なのですが、どうして台湾って何食べても美味しいんでしょう、としみじみ感じてしまった魯肉飯。
茶色いタレの掛かった御飯、ブラボー!でございます。
緑とか赤とかのヘルシー野菜満載な食べ物よりも、やっぱり茶色い食べ物が抜群にンマいんですってば。
更には台湾、甘辛い物も多いので昇天気味の私。
その辺にあるこんな店でもこれだけ美味しいのだから、魯肉飯の旨い店ってどれだけ……よだれだらり。
次回は魯肉飯を徹底攻略したいと思っている私なのでありました。

西門站から5分程度の所にある『十字軒』にて鳳梨酥(パイナップルケーキ)を吟味。
実は今回、Rioさんがお友達から手渡されたメモを元に密かに遂行されていたのが“パイナップルケーキ選手権”。
台湾土産の代表的な物と言ったら鳳梨酥、という事で出会った鳳梨酥を端からパクパク……と食べて、今回一切買っていなかったのはこの私。
ビバ☆タダ食い。
(↑私の台湾の旅になくてはならない物と化してきた……)
この『十字軒』の鳳梨酥、周りの生地がまるでチーズケーキの様な風味でかなり美味しかったです。
因にお茶屋『新純香』の物は生地全体にパイナップルジャムが練り込まれている様でしっとりしていて、こちらもかなりの美味。
次来た時には両方とも買って帰ろうと思う私なのでした。

前回の宿のすぐ近くの『大脚丫養生館』にて3人で全身マッサージを受ける。
3人とも女性のマッサージ師の方にしてもらったのですが、皆さん、良い腕前の模様で。
前回の足裏マッサージをしてくれたおじさんも抜群に上手くて身悶えしていたのですが、今回はチキンウイング・アームロックまでも掛けられました、あたくし。
ここは当たりのマッサージ師の人が多くていいなぁ。
私の場合、ソフトなマッサージは必要無いんですよ。
もはやハードでお願い、更には簡単な整体もしてね、といった具合なので有り難いお店です。


そして目指すはやっと登場、夜市。
宿のすぐそばと云う事もあり、王道・士林夜市へレッツラゴー。
士林美食廣場 士林美食廣場内

士林美食廣場内を撮った写真を見て、今になって後悔。
……“QQ天婦羅”って一体何だったんだ、と。
因にQQ=もちもち、でも弾力があり、噛むとしっかりした状態のもの……という事だそうですが“QQ天婦羅”の正体を見ておくべきだった……がくり。
そんなこんなで『昇記』にて香腸(台湾ソーセージ)をまず食べる。
香腸はちょっと甘くて大好き。
昇記・1 昇記・2

一度、この↑巨大香腸を丸かぶりして食べてみたい。
嗚呼、憧れの大人食い。
(※お店ではちゃんと食べやすく切ってお皿に盛ってくれます)
いわゆるボンジリなんかも焼いていたり。
昇記・3

結局、大人食いが出来ない弱い私は小香腸で我慢。
嗚呼、これでビールをキューッ、と呑みたい。
昇記・小香腸

鶏排を食べるにも、下手すると顔の大きさ位ありそうな物故、一人で食べると後に支障が出てくるので切ってくれる所を……という事で、甘辛い味が美味しい『新竹家郷碳烤香鶏排』にて皆でつまみ食い出来る物を買う。
新竹家郷碳烤香鶏排・1 新竹家郷碳烤香鶏排・2

嗚呼、やっぱりビールが呑みたくなる味なのでした。
新竹家郷碳烤香鶏排・3

そして『原上海生煎包』(旅々台北のページはこちら)にて鮮肉包と高麗包をひとつずつ。
原上海生煎包・1 原上海生煎包・2・鮮肉包&高麗包

この美味しい上海生煎包(上海焼き饅頭)がひとつ10元という感動的なお店。
肉入りとキャベツたっぷりの野菜入り、どちらも違う味わいなので、ふたつとも食べないと損な気がする上海生煎包。
そして下の右の写真の向こうですよ、例によって茶色いソースがここにも。
原上海生煎包・3・高麗包 原上海生煎包・4・鮮肉包

そろそろデザートでも、という事で、今回食べていない豆花を食べたくなり、電車に乗っていたら一瞬見えた『三兄弟豆花』を求めて歩き回る。
大した場所ではなかったのになかなか辿り着けず、もはや意地になった所で発見。
三兄弟豆花・1

紅豆豆花。
三兄弟豆花・2・紅豆豆花

緑豆豆花。
三兄弟豆花・3・豆豆花

花生豆花。
三兄弟豆花・4・花生豆花

メニューは言葉を学ぶにはもってこいの教材だと思っている私。
結局、旅先で一番必要となる言葉は食べ物のオーダーだし。
三兄弟豆花・5・菜單

そして豆花ひとつでデザートを満足する私達ではありません。
赤くて魅惑的な糖葫蘆をついに食べるのでありました。
日本で言うところの縁日のリンゴ飴みたいな飴掛けです。
因に食べたのはミニトマトに梅を甘く煮た物をはさんだ物。
糖葫蘆・1 糖葫蘆・2・ミニトマト&梅

ミニトマトに飴掛けってどうなのよ、と私も最初は思ったのですが、外はべっこう飴の如くパリパリと硬く、噛むといきなり汁気たっぷりのトマトが現れるという、未だかつて無い食感なので、それだけでも新鮮なのですが、予想以上にトマトと甘い飴が合うのに感動致しました。
そして30分するかしないかの内に2本目に突入する私とRioさん。
あんたら、足すとどれだけの長さの串で飴掛けを食べてるんだ、という状態でしたが。
今度は私は苺を食べてみるのでした。
糖葫蘆・3・草苺

それにしても夜市はブートという名で呼ぶとカッコイイ、アレな商品天国なのでそういった意味でもかなり楽しめる事、請け合い。
バンド関係が盛り沢山なのは当然の事、例えばAbercrombie & Fitchなんて、ロゴの綴りがヤバいレベルで滅茶苦茶になっていたりして、眺めるのを相当楽しませて頂きました。押忍。
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