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『疾走』

●『疾走』
 (監督:SABU/出演:手越祐也、韓英恵、中谷美紀 他)

SABU監督、重松清・原作というのは云うまでもなくチェックして鑑賞リストに入っていたのですが、キャストに関しては韓英恵ちゃんとトヨエツ程度しかチェックしていなかったので、その辺、更も同然の状態で劇場に向かったのですが。
前の回が終了して客が出てくると、何でこういう映画の客層に似つかわしくない中高生の女の子の二人連れがやたらと多いんだ?と思っていたら、主演の手越祐也クンってNEWSの子だったのね、とやっと判明。
言うまでも無く女子中高生達が
「なにいってるのかぜんぜんわかんなかったー」
「さいしょからおいてかれたー」
との言葉を発しながら劇場から次々出てくるわけですよ。
『青の炎』の時と同様に。
別に今は理解出来なくてもいいんですよ。
ただし考える努力だけはしてみましょうね、とお姉さんは思う訳です。

それはさておき。
どういう演出意図があったのかというか、単に手越クンを誤魔化す為のSABUさんの苦悩の末なんじゃないのか、とも思える全員の棒読みライクな演技はこの際ともかくとして、こういった内容を撮るにはまだまだSABU監督は演出力不足でした、というのが一番の感想。
演出力があると『青の炎』の様な傑作になったのでしょうが。
SABU監督の良さというのは、それこれ登場人物がどんどんと色んな方向に転がって行く面白さだと思う。
それこそ本筋から外れてあらぬ方向にまでも。
そのコミカルさを今までは楽しんでいたりしたのですが、本作では初の原作付きと云う事で本人にとっても挑戦だと思うのだが、元々本筋が出来ている物故、そこから逸脱する事無く脚本を書き、撮っていくという力量はまだまだ不足だった模様。
原作は未読なのでどんな表現になっているか知りませんが、“沖”と“浜”というふたつの土地、そして“生”と“死”というふたつの意味合いをもっと綺麗に映画としての文法で伝えられたハズなのになぁ、と消化不良を起こしてしまったというのが正直な所。
原作は大方、観念的な表現で綴られているのでしょうが、それを映像化するにあたって、ある一定以上はちゃんと具体化させる作業というのは当然必要な事だとは思うのですけどね。

……ま。相変わらずSABUさんらしいのは、登場人物がやっぱり走っている事なんですけど。

疾走 スペシャル・エディション (初回限定生産)疾走 スペシャル・エディション (初回限定生産)
重松清 SABU 手越祐也

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疾走 スタンダード・エディション疾走 スタンダード・エディション
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