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Number Nine Nine Nine

映画!食べ物!などなど美味しそうなモノについての事を世間にダダ漏れ。香港・台灣が多め。
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台湾ホラー映画『呪詛』の元となる「台湾高雄市・一家神憑り事件」について

Netflixで配信中の台湾ホラー映画『呪詛』。この作品の元になった、行き過ぎた信仰により自家中毒が起きてしまった台湾高雄市・一家神憑り事件について、文春オンラインに書きました。『呪詛』を観た人はもちろんのこと、未見の人にも「こんなにも恐ろしい出来事があったんだ」と、読んでいただけたらと思います。【文春オンライン】杖や棍棒で互いを殴り、熱湯を浴びせ、長女は餓死…一家6人に起きた“おぞましい出来事”https://bun...

出版業界屍山血河! 『騙し絵の牙』に見る制作現場から流通システムの行方

 経営側から制作の現場、はたまた販売先まで……と、出版業界のシステムの中で巻き起こるタマの取り合いを描いたのが『騙し絵の牙』だ。「鉄は熱いうちに打て」とばかりに、廃刊危機に陥っている雑誌が勝負にかかる! その行方はいかに!? 出版界という荒海で沈みゆく船は再び浮上できるのか? 小説だろうが漫画だろうが“作品”ではなく、新規参入のクライアントによってweb“コンテンツ”などと呼ばれるようになって久しい。即時性...

【2020年】台湾映画に見る新たな流れ

 台湾映画の活きの良さと質の高さが以前にも増して最近、目立ってきている。フレッシュな出演者や監督などについての紹介、そして、どのような傾向や展開を見せているのか? 今後の注目すべき点などについて語ってみようと思う。新・台湾ニューシネマ時代到来! 2020年の秋の映画祭は東京国際映画祭、東京フィルメックス、東京・中国映画週間が同時開催となり、スケジュールを組むのにも難儀したかと思う。さらには世界的に新型...

『鵞鳥湖の夜』

 古いものを見せつつも目を釘付けにするビジュアルの『鵞鳥湖の夜』。血生臭い場面にも関わらず、斬新な視点で美しく変貌させている。そこには監督の思い入れや中国で起きたことなどの背景などが散りばめられている。強く、美しく、しかし儚い、この物語は一体何なのか?ということを探ってみようと思う。ネオン、懐メロ、ノワール。それらの背景にあるものとは何か? 長編作品監督3作目にして第64回ベルリン国際映画祭で最優秀...

2020年、現在の香港事情を映し出す最新香港映画5選!

日々変化する香港。情勢を映し出す最新香港映画に解説を加えつつ紹介! 以前は「みんな大好き、香港警察」だったものだが、今となっては敵と化す。 潜入捜査や黒社会、派手なアクションとはひと味もふた味も違う香港映画とは一体?大阪アジアン映画祭で観るアジアの潮流・香港の今 欧米に比べ、文化としての馴染みや習慣も日本に近い部分があるアジア諸国。多種多様のジャンルを揃えたアジア各国の最新映画をいち早く一気に、しか...

『大樹は風を招く(樹大招風)』

●『大樹は風を招く(樹大招風)』監督/許學文、歐文傑、黃偉傑脚本/龍文康、伍奇偉、麥天樞出演/任賢齊(リッチー・レン)、林家棟(ラム・ガートン)、陳小春(ジョーダン・チャン)、杜燕歌(トー・インゴー)、張凱(チャン・カイ)、樂子龍(ユェ・ズーロン)、姜皓文(フィリップ・キョン)  2016年の第53屆金馬獎は、実はセンセーショナルとも言えるノミネートをしている。 『大樹は風を招く(樹大招風)』は最佳劇情...

『シェッド・スキン・パパ(脫皮爸爸)』

●『シェッド・スキン・パパ(脫皮爸爸)』監督・脚本/司徒慧焯(ロイ・シートウ)出演/吳鎮宇(フランシス・ン)、古天樂(ルイス・クー)、春夏(ジェシー・リー)、蔡潔(ジャッキー・チョイ)、田蕊妮(クリスタル・ティン)  2006年に第50回岸田國士戯曲賞を受賞した佃典彦の戯曲『ぬけがら』は香港でも舞台劇として上演されて好評を博し、映画化したのがこの『シェッド・スキン・パパ(脫皮爸爸)』である。 脚本家や舞...

『タレンタイム~優しい歌』

●『タレンタイム~優しい歌』監督・脚本/ヤスミン・アフマド音楽/ピート・テオ出演/パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショール 他  愛する人が幸福であるのなら自分も幸福、不幸であるのなら自分も不幸……と言えるほどに生涯を共に遂げたい、と思える人と出会えるのは幸せと不幸せの両方を包含している。 そんな一身の愛を捧げられる人と出会えること自体はとても幸せなことなのだが、本人らの意思とは別に、外部から、...

2015年 面白かった映画 映画祭&特集上映編

【2015年 洋画編】、【2015年 日本&アジア映画編】の続きです。今年は海外へ一度も行かなかった上に、ディスクでは新作も観ずに旧作ばかりだったので、国内の映画祭と特集上映からのピックアップ。数本に関しては長文となってしまった為に別エントリーをしているので、御興味のある方はそちらも読んで頂ければ幸いです。こんな駄文というか単なる覚書状態のような文ではありますが、興味を持って頂いて新たなる作品との出会いの...

2015年 面白かった映画 日本&アジア映画編

今年のエントリーも分類上の都合で“2014年に鑑賞した作品”ではなく、“2014年に公開した作品”というリストアップの仕方をさせて頂きました。全体の出来が微妙でも、たったひとつだとしてもとんでもなく良い部分がある映画はやはり好きにならずにはいられず、そういった作品も含めています。2015年6月14日にシネマート六本木というアジア映画にとってはとても大きな存在のミニシアターが閉館し、更には香港映画を定期的に上映してく...

2015年 面白かった映画 洋画編

ベスト10とかそういうのを選ぶ為に悩むのがとてつもなく面倒な私ですが、とりあえず好きな作品に関してはアピールしたい!という訳で、今年も面白かった作品を想いのままに羅列し、気ままに雑感なりメモなりを挟んでいきます。読んで下さった方々の中に未見やノーチェックだった作品があった場合の御参考にでもなれば幸いです。因みにコメントを書いていない作品と大好き度は全く関係はございません。好き過ぎてコメントが無いとか...

『百日草(百日告別)』

●『百日草(百日告別)』 (監督:林書宇(トム・リン)/出演:林嘉欣(カリーナ・ラム)、石錦航/石頭(シー・チンハン)、柯佳嬿、馬志翔、張書豪、李千娜)発生した玉突き事故による大惨事によって最愛の人を失った男女がそれぞれ喪失感とどう向き合っていくか、供養をするか、そして如何にして前に進むかを描いた作品。一人が失くしたのは妊娠中の妻。一人が失くしたのは結婚式を控えた婚約者。中華圏好きな人々にとって大好き...

『レイジー・ヘイジー・クレイジー(同班同學)』

●『レイジー・ヘイジー・クレイジー(同班同學)』 (監督:陸以心(ジョディ・ロック/出演:郭奕芯(クォック・イッサム)、廖子妤(フィッシュ・リウ)、麥芷誼(マック・チーイ)、王宗堯(グレゴリー・ウォン)、陳靜、林婉靜、邵音音、蔡潔、盧惠光、曾國祥、徐天佑、蒼井空、李拾壹、江嘉敏彭浩翔(パン・ホーチョン)作品の脚本3本+プロデュース作品の脚本2本を経て、ついに監督デビュー果たした脚本家の陸以心(ジョデ...

『疾風スプリンター(破風)』

●『破風』 (監督:林超賢(ダンテ・ラム)/出演:彭于晏(エディ・ポン)、チェ・シウォン、竇驍(ショーン・ドウ)、 王珞丹(ワン・ルオダン)、連凱(アンドリュー・リン)、歐陽娜娜(オーヤン・ナナ)、陳家樂(カルロス・チャン)他《破風》それは《風除け》を意味する言葉。つまりロードレースに於けるアシストの意味。台湾南部自転車ロードレースの強豪である炫光車隊(チーム・ラディアント)に所属する男子3人がライバ...

『香港、華麗なるオフィス・ライフ(華麗上班族)』

●『香港、華麗なるオフィス・ライフ(華麗上班族)』(監督:杜琪峰(ジョニー・トー)/出演:張艾嘉(シルヴィア・チャン)、陳奕迅(イーソン・チャン)、王紫逸(ワン・ズーイー)、郎月婷(ラン・ユェティン)、周潤發(チョウ・ユンファ)、湯唯(タン・ウェイ) 他)『スリ(原題/文雀)』の時点で杜琪峰(ジョニー・トー)監督はミュージカル好きという可愛い一面が判明していたのですが、それを匂わせる程度ではなく真っ向...